令和2年7月豪雨からの歩みを知る人吉球磨の旅

熊本県最南部にある人吉・球磨は、令和2年7月豪雨災害で大きな被害を受けました。
この経験を後世に語り継ぐことで、地域の防災減災への意識を向上したいという思いから、本ツアーは記憶の伝承を目的としたコースとなっております。
先ず、特急「かわせみ やませみ」は、豪雨災害前に肥薩線八代~人吉間を運行していたJR九州の人気列車です。
本ツアーでは、特別に熊本~八代間貸切で乗車頂きます。
その後、貸切バスに乗車し、球磨村災害語り部の方のお話を聞き、実際に現場に赴く事で、あの日この地方で起きた事を肌に感じて頂きます。
昼食は、今や列車の来なくなった人吉駅で名物「栗めし」をご賞味頂き、昼食後は駅構内にてレールサイクルの体験もございます。その後、豪雨で甚大な被害を受けた焼酎藏で、災害を通して、今後の蔵の在り方を学び、未来に向けて動き出した球磨川くだりも体験していただきます。

JR九州の人気D&S列車 特急「かわせみ やませみ」に乗車
令和2年7月豪雨により運行区間の一部であった肥薩線八代~人吉間が不通となりました。
今回は、本来、肥薩線に入って走る筈の「かわせみ やませみ」に、熊本から八代までご乗車頂きます。

球磨村・相良橋
球磨村は球磨川及び支流の増水氾濫により幹線道路が次々に浸水や決壊、土砂流出等で通行不能になり、ほぼ全ての集落が孤立状態となりました。その後も状態が酷かった場所の一つ相良橋付近でバスから下車し、実際の現場で語り部の方のお話を聞いて頂きます。

球磨村・語り部
球磨村災害語り部の方より当日の様子を直接聞きながら、球磨村と相良橋を訪れます。

人吉駅でのお弁当昼食
球磨地方の主要駅であった人吉駅は、令和2年7月豪雨で影響を受けて以来、今も不通区間となっています。本ツアーでは人吉駅までバスで訪れ、人吉駅名物の「栗めし」弁当をお召し上がりいただきます。

人吉駅員による人吉駅案内
JR九州職員による人吉駅構内の案内をして頂きます。国内唯一の現役石造機関庫、人吉機関庫もご覧いただけます。

人吉駅でレールサイクル体験
くま川鉄道が行っている「レールサイクル『くまチャリ』」を体験していただきます。
※くま川鉄道は2025年度中に全線再開の見通しです。

大和一酒造元焼酎蔵ガイドツアー
豪雨災害で大きな被害を受けた蔵元として、自然の恵みを享受し、自然とともに焼酎造りすることの意味は何かを、参加者の皆様と一緒に考えながら見学いただけます。県外から地元の高校生まで参加する人気のガイドツアーです。

HASSENBA 球磨川遊覧ツアー「梅花の渡し」
豪雨災害で壊滅的な被害を受けた球磨川くだり発船場ですが、復興に向け新しい人吉を「発見」「発信」し「発展」させられるランドマークとして、令和3年に複合施設がオープンしました。その施設をご見学頂きます。

HASSENBA 球磨川遊覧ツアー「梅花の渡し」
球磨川くだりの梅花の渡しを体験して頂きます。人吉城址の石垣を間近で眺め、春は桜、秋は紅葉が見どころで、人吉の四季を感じる事が出来る風情ある遊覧体験です。

ツアー概要
ツアー定員
15~20名
食事条件
昼食付(0泊1日)
集合場所
(例)JR熊本駅新幹線口(西口)新幹線改札口前
   熊本市西区春日3丁目15
備考
・本ツアーは、受注型企画旅行です。ご旅行をお申込みいただいた後、行程等を一緒にご相談しながらツアー内容を作成します。
 (定期的な実施・募集を行うツアーではございません)
・荒天時や体験不可日はコース内容が変更となります。
・見学地は変更可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
お問合せ先
(一財)熊本国際観光コンベンション協会
TEL:096-359-1788
E-mail:mice★kumamoto-icb.or.jp(★→@に変更してメールご送信ください)
ツアー行程
「令和2年7月豪雨からの歩みを知る」人吉球磨の旅
【出発】(例)JR熊本駅 新幹線口(西口)
    午前08:34頃
    ①球磨村・相良橋
    ②JR人吉駅(昼食&レールサイクル体験)
    ③大和一酒造元
    ④HASSENBA(球磨川遊覧ツアー「梅花の渡し」)
【到着】(例)JR熊本駅 新幹線口(西口)
    午後17:45頃