熊本小国のSDG’s発掘ツアー

熊本県阿蘇郡小国町は、九州中部にあり、熊本県の北端部の九州山地に位置します。町内には、杖立温泉、わいた温泉など有名な天然温泉施設が多くございます。小国町の産業の中心を長く担ってきたのは林業(小国杉)です。また、農業ではダイコンの生産やジャージー牛の飼育も盛んです。
本ツアーでは、温泉や林地残材の活用、再生可能エネルギーについて学んで頂きます。また、環境保護などのモデルとなる鍋ケ滝や「日本の細菌学の父」と称される北里柴三郎の記念館も訪れます。湯煙上がるわいた温泉郷の地熱珈琲では、焙煎士より地熱珈琲や温泉地での暮らしについてお話を聞き、木魂館では林地残材を活用した雑貨作り体験が出来ます。豊かな自然と恵まれた資源に触れ、未来へ繋ぐ学びがあるコースとなっております。

鍋ケ滝
鍋ケ滝は、グリーンデスティネーションストーリーアワードで、2022年に「観光地のガバナンス体制の構築、観光地の再生」部門において世界3位を受賞し、自然観光資源として守られている場所です。

北里柴三郎記念館
新紙幣の顔である北里柴三郎は、小国町出身で破傷風の純粋培養などの偉業を成し遂げ、多くの細菌学者を育てた功績をお持ちの方です。記念館では、幅広い疾病、感染症を根絶させた北里博士について学びます。

北里柴三郎記念館
涌蓋山をイメージして設計された現代的な建物である記念館の他、北里博士の生家の一部や、賓客をもてなすために建てられた貴賓館、博士から子どもたちのために寄贈された図書館「北里文庫」もあり、日本の歴史と文化も学ぶことができます。

温泉の蒸気で蒸した「蒸し籠料理」昼食
至るところから蒸気が上がるわいた温泉郷にある「ゆけむり茶屋」のレストラン「天空の豆畑」では、地元の農産物を温泉の蒸気で蒸した「蒸し籠料理」をご堪能いただきます。

わいた温泉郷の町並み
至る所から温泉が湧き出ている所で暮らしている方々がいらっしゃいます。ここでは、野趣があふれる光景をご覧いただけます。

地熱珈琲
昼食レストランより少し歩くと地熱珈琲がございます。ここでは、生豆を丁寧に洗い、地熱を活用して焙煎した上質な珈琲を味わうことができます。

地熱珈琲の焙煎士による特別解説
ここでは、わいた温泉郷での生活についてなど、その地で暮らす方のお話をお伺いし、小国わいた温泉郷の魅力を知って頂くことができます。

地熱で蒸した林地残材
「小国杉」が有名で林業が盛んな小国町では、有効活用されてない林地残材と呼ばれる端材がございます。「阿蘇小国山川工房」では、この林地残材を活用し、モノ作りをされております。

林地残材での雑貨作り体験
林地残材について、「阿蘇小国山川工房」代表より解説を頂き、簡単な雑貨作りを体験ができます。小国町での無駄を出さない、持続可能な未来への取り組みを知って頂きます。

ツアー概要
ツアー定員
15~20名
食事条件
昼食付(0泊1日)
集合場所
(例)熊本桜町バスターミナル団体バスのりば
〒860 0805 熊本県熊本市中央区桜町3 番10 号
備考
・本ツアーは、受注型企画旅行です。ご旅行をお申込みいただいた後、行程等を一緒にご相談しながらツアー内容を作成します。
 (定期的な実施・募集を行うツアーではございません)
・荒天時や体験・工場見学不可日はコース内容が変更となります。
・見学地は変更可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
お問合せ先
(一財)熊本国際観光コンベンション協会
TEL:096-359-1788
E-mail:mice★kumamoto-icb.or.jp(★→@に変更してメールご送信ください)
ツアー行程
ツアー行程
熊本小国のSDG’s発掘ツアー(1日)
【出発】(例)桜町バスターミナル
    午前08:00頃
    ①鍋ケ滝
    ②北里柴三郎記念館
    ③ゆけむり茶屋・農福連携レストラン天空の豆畑(昼食)
    ④地熱珈琲 焙煎士による解説
    ⑤木魂館 小国林地残材の雑貨作り体験
【到着】(例)桜町バスターミナル
    午後18:30頃