特産品
食品・菓子
熊本ラーメン
熊本ラーメンは豚骨に鶏がらを加える店が多く、ストレートの麺は博多に比べると太くしっかりした歯ごたえ。マー油やニンニクチップなどニンニクを加工した物で風味付けをするのが特徴です。
たかな漬
主に阿蘇高菜漬けが有名で、茎部分を中心に使用しているためシャキシャキとした歯ごたえが特徴。からし菜に近い種のため、ピリッと辛みが効いています。チャーハンやパスタ等、アレンジ料理も楽しめます。
赤酒
赤酒は古くから熊本地方に伝わる酒で、灰持酒(あくもちざけ)といわれる酒の代表的なものです。熊本では現在も御神酒やお正月のお屠蘇酒として親しまれています。また、近年その調味効果が注目され、日本各地で活躍する調理師(料理人)の間で評判を呼んでいます。
すいか
すいかの生産量全国1位の熊本。温度や個数を調整し、1個1個こだわりのすいかを生産しています。選果機も最新鋭の機械を利用した選別になっていますので、より一層甘く、美味しいスイカがみなさんのもとに届きます。
※ 時期によってはお取り扱いがございません。
みかん
熊本はみかんの生産も多く「肥のあかり」や「金峰」をはじめとする熊本ブランドは人気も高く、皮が剥きやすく甘さと酸味のバランスが良いのが特徴です。
※ 時期によってはお取り扱いがございません。
伝統工芸品
肥後象嵌
かつては銃や刀の鐔(つば)などに施される装飾として発展してきましたが、現在では装身具やインテリアなどの装飾品に転じ、日常生活の変化に対応した製品が作られています。武家文化を反映した「重厚感」「上品な美しさ」が品格を漂わせています。
川尻刃物
室町時代、薩摩の波の平行安の流れをくむ刀鍛冶が起源といわれ、江戸時代に細川家の手厚い保護をうけて発展しました。地金に良質の鋼を挟み込んで、手打で鍛え上げる割込み鍛造という方法でつくられているため、切れ味・耐久性に優れています。
肥後まり
芯にもみがらを用い、草木染めした木綿糸で模様を施しています。江戸時代中期に木綿が一般市民の手に入りやすくなると城下町で盛んに作られるようになりました。模様には13の伝統柄があります。
おばけの金太
熊本の郷土玩具。真っ赤な顔に黒い烏帽子、ギョロっとした目玉。紐を引くとニッコリ笑い、赤い舌を出す。熊本に昔から伝わる名物のからくり人形です。 加藤清正が築城の際、実在した「おどけの金太」と呼ばれた足軽がモデルだといわれています
小岱焼
荒尾市、南関町、熊本市など県北部で焼かれる陶器。粗めの陶土に、茶褐色の鉄釉で覆い、その上に藁や笹の灰から採った白釉や黄色釉を、スポイトや柄杓を使って流し掛けする、大胆かつ奔放な風合いの食器で知られています。
阿蘇焼
溶岩を使った溶岩焼をはじめ、阿蘇の草原のススキの灰や阿蘇山の火山灰を釉薬として使用されたものや、阿蘇黄土(リモナイト)を粘土に混ぜたものなど阿蘇ならではの作品が楽しめます。
- 阿蘇焼窯元(松山一朝)
キジ馬・花手箱
人吉・球磨地方独特の郷土玩具。その昔、平家の落人たちが華やかな都の生活を偲んで作り始めたと伝えられています。キジ馬は男児へ、花手箱は女児への贈り物。桃の節句などの祝い事で贈ることが多く、どちらも平家の落人が華やかな都の生活を偲んで作り始めたと考えられています。
山鹿灯籠
山鹿灯籠は和紙とのりだけで作る精巧な芸術品です。そのいずれもが立体的構造作品で和紙のみを使用して作製されたものとは判断もつかないほど重圧感、重量感を備えおり、まさに紙工芸の極致とまで言われています。
木葉猿
玉名郡玉東町で作られる伝統工芸品で、型を使わずに粘土をひねって作り、無彩で素焼きの素朴な玩具です。悪病・災難除け、子孫繁栄などのお守りとして用いられます。
来民うちわ
割った真竹に和紙を貼り、柿渋を塗って渋い色と強度を増して作られています。県の北部山鹿市来民(くたみ)で作られ、京都や丸亀とともにうちわの三大産地とされています。